目次
杏仕事 2026
杏は一年のうち、ほんの1ヶ月ほどしか楽しめない。
昨年は、季節の終わりギリギリに杏を手に入れたため、
かなり慌ただしく加工するだけで終わってしまった。
今年は、嬉しい偶然が重なり、出始めの杏農家さんを訪ねることができた。
もぎたての杏を3種、合計5キロ。
5キロというと多く感じるけれど、杏仕事を始めると
意外なほどあっという間になくなってしまう。
地元の方々は、10キロ単位で買い求めていた。
まずは大ぶりの杏をそのままいただく。
甘くて、酸っぱくて、みずみずしい。
まるで太陽をかじっているような味がした。
残りは加工する。
1キロは杏シロップに。
甜菜糖の氷砂糖で、じっくりとエキスを引き出し、夏の間のお楽しみドリンクにする予定。
1キロはシロップ漬け。
硬すぎても、柔らかすぎても美味しく仕上がらないため、
追熟のタイミングを見極めながら仕込んだ。
残りはジャムに。
山盛りだった杏から取れるジャムは驚くほど少ない。
その分、杏の旨みがギュッと濃縮されている。
きっと、チョコレートとも相性が良いはず。
今年は、チョコレートケーキにも使ってみたいと思っている。
できれば、今年、もう一度杏仕事がしたい。
レッスン用にシロップ漬けとジャムを少し多めに仕込んでおきたいのだ。
あと半月ほどで杏の季節は終わりに向かう。
間に合うかな・・・・
残った種を割理、中から仁を取り出す。
気の遠くなるような作業だけれど、その先には
自家製の杏仁豆腐が待っている。
私にとって杏仕事の醍醐味は、この杏仁豆腐にある。
今年も指先を痛くしながら、ゆっくりと種を割る。。。

コメント